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2012年11月16日

Cosmetic Palette Folders

ちょうど1年ぶり(日付も同じです)の新作フォルダアイコンです。
化粧品のパレットをフォルダに見たてました。
アイカラーやチーク、リップなどのパレットは、顔を美しくするためのものですが、そのパレットそのものが美しいなと思っていました。
ふたを開けると、テーマにそって選ばれた配色が、絶妙な割合で配置されています。ケースの中は黒いパレットが使われていることが多いですが、それとのコントラストも美しいです。
さらに、今からこれを使って私は美しくなるんだという、ときめく気持ちも加わります。
見ているだけで私の心を呼び覚ますようなものがあって、まだ誰も作っていないのでフォルダにしました。
誰か本当にこのアイコンを使ってくれるのかなと思いつつ、フォルダの前面のふち、それに背面のピンクの「ふた」には、ラメを施しています。なんでこういうとこにこだわってしまうんでしょうねぇ、でもこういうとこまで作らずにおれなかったのです(笑)。

2012年10月29日

初のビッグサイズ対応ドットアイコン『Bakery』

WindowsでもMacでもそうですが、今の多くのパソコンでは、アイコンは自由な大きさに変えることができます。その前は、32×32ピクセルや16×16ピクセルなど、決まった大きさでしか表示することができませんでした。
32×32の大きさでドットアイコンを作っても、それを35×35、47×47などと好きな大きさで表示すると、ドットはぼやけてしまい、作者の意図した「ドットのつぶつぶ感を含む美しさ」が損なわれてしまうので、この可変型アイコンの流れとドットアイコンは相容れないのだと私はずっと思ってきました。
それが、ある時自分もアイコンの大きさを調節していて思ったのです。
「48×48のサイズは自分もいつも使っているけど、それ以上の大きさにすることなんて今までどれだけあった?」

つまり、48×48のサイズでドットアイコンを作ればいいのではないか、と。
その場合、48×48以上の表示をどうするか考えましたが、これは32×32のアイコンをそのまま拡大したものを表示させることにしました。私の個人的な考えですが、48×48以上の大きさでは、ドットアイコンを作る意味があまりないように思ったからです。だったら、むしろドット感そのものを拡大して見てもらった方が、つぶつぶ感が楽しめるのではないかと思いました。

というわけで、48×48よりも大きいサイズで表示した場合は、32×32サイズを拡大したものが表示されるようにしてあります。Windowsでは256×256まで、Macでは512×512まで大きくすることができます。
最新のOSに対応するべく作りましたが、表示に問題のある場合はご一報いただけるとありがたいです。また、ドットアイコンですので古いOSでも楽しめます。未だにMacOS9を使っている私が、OS9ユーザーのことを忘れることはございません(今どのくらいいらっしゃるのかわかりませんが…)。
これからも、ドットアイコンを楽しみたい。そういう方に使っていただけるとうれしいです。

2011年11月11日

Triple Flower Folders

実に1年8ヶ月ぶりの書き込みになってしまいました。
いつもご訪問いただきありがとうございます。
新作『Triple Flower Folders』の配布を開始しました。
新作の公開は約半年ぶりになります。

Tripleといえば、今日の日付もトリプル11ですね。
狙った訳ではなく、全くの偶然です(笑)。

少し時間ができたので、前々から少しずつ作っていたセットを一気に完成させました。
アイコンを作ると、なんだか私の気が晴れます(笑)。
思いつきを形にするというのが、満足につながるんだと思います。
なお、アイコン名の誤りを修正したものをpm10:00頃にアップしました。


前にもどこかで書いたかもしれませんが、
「こんなアイコンがあったらいいのになぁ」というアイコンがない場合に、
誰も作らないから作ろうか、という動機が私の場合結構多いです。
フォルダに関しては特にそれが多く、まだ色々作りたいのがあります。
時間のあるうちに、もうちょっと手がけたいなと思っています。

あぁ、そうこうしているうちに、お正月が近づいてきますねぇ…
また例年通り、お正月企画をやりたいと思っていますので、ぜひいらしてくださいませ。

2009年07月20日

Sparkling Rainbow System

アイコンセットとしては、4ヶ月ぶりの新作になります。
絵文字のお仕事をいただいていますと、今の女の子が好むデザインというものを必然的によく目にします。
絵文字サイトとしては、実にいろいろなテイストの絵文字を用意しているものでして…ふわふわしていたり、手書き風だったり、ぷるんとしていたり、よくこれだけのテイストを揃えられるものだと感心してしまいます。
その中から、自分の好きなテイスト、これだ!と思える絵文字を見つけてダウンロードするわけですが、この楽しみ方はパソコンで使うデスクトップアイコンを探すのと本質的には同じだと思うんですね。
そういえば、デスクトップアイコンでは、あまり女の子がわくわくするようなデザインのものってないな…と思いまして、作ってみたのが今回のセットの中の「虹のかかったフォルダ」です。
それを手始めに、他のアイコンを作ってセットにしました。
システムアイコンというからには、もっと数を作るべきだったのではと私自身ひっかかっていますが、このデザインはシンプルとは言いがたいので、たくさんこれで揃えるとクドくなるんちゃう?と勝手に自分を納得させて配布に至った次第です(笑)。

さっき、女の子の好きなデザインのデスクトップアイコンって意外に少ないのでは?と書きましたが、これって女の子(10代の)はあんまりパソコンを使わないということですかね…考え過ぎでしょうか。
私は無論10代ではありませんが(-_-;)、今回のアイコンは、そんな私が作っていても楽しかったです。この気持ちを忘れずに、また新しいものを作りたいです。

2009年06月07日

ステンドグラスライト

久々にゴミ箱用アイコンの新作です。
前回の「かまくらX」から2年以上開いてしまいました。
OSXやXP・Vista用のアイコンと同時にドットアイコン版も公開しましたが、実はもともとこちらの方が先にできていました。
何年か前、sahoiconとは別にWeb素材サイトを立ち上げようかと思っていたことがありまして、そのためのドット絵素材もいくつか作っていました。その中にステンドグラスのライトがありまして、今回それをゴミ箱機能拡張(MacOS9以前のゴミ箱アイコン)にしたのがきっかけでした。ドットアイコンだけでなく、現在のシステム向けの大きなアイコンも新たに作り、今回の配布に至りました。
個人的には、ドットアイコンのステンドグラスにとても愛着があります。ドットのごつごつ感は、レトロなアイテムと似合うような気がするんですよね。

2009年03月15日

Octagram Folders

1年ぶりに、OSX用・XP用のアイコンを作りました。
例によって、思いつきの産物です。
たまたま八芒星の形を目にして、パターンにしてみると何だかオリエンタルな感じがして気に入りました。
今回は空のものと書類が入ったものと2種類作ってみたのですが、よく考えたら、パッと開いているものを作った方が役に立ちそうでしたね。というわけで、「空」と「入」はお好みで使い分けていただければと思います(^^;)。
また、今回は初めて元絵をWindowsVista上で作成しました。256*256pixelの大きさに対応するべく作ったのですが、結果的に大きめに表示すればするほど見栄えがする出来になっています。小さめに表示される方には、ちょっと物足りないかもしれませんが、できれば大きくしていただくと(木目も見えて)より楽しく見えるかと思うのでおススメです。
八芒星のことを「オクタグラム」と呼ぶことを、今回初めて知りました。この形には、魔術的なパワーがあるのだそうです。私自身も幸運を願って、特別なフォルダとして使ってみたいなと思ってます(^^)。
ちなみに、このセットの配布開始日は3月8日。そう、「8」日です。がんばってこの日に配布にこぎつけました(笑)。

2008年12月03日

my little cafe

10ヵ月ぶりの新作アイコンです。
ドットアイコンとしては、約1年ぶりになります。

私は普段、カフェに入ることはあまりないのですが、その分カフェという存在に対する憧れみたいなものがありました。
いつか、近所のなじみのカフェというものでほっとした時間を過ごしてみたい・・・というその願いを、アイコンで実現させてみたらどうなるかな、と思ったのがはじまりです。
選ぶのが難しかったのは、食べ物のメニューでした。カフェめしって、そのお店によって本当にまちまちですよね。地中海、北欧、イギリス、アメリカ、ハワイ、ベトナムなどなど・・・その多様なジャンルを受け入れてしまえる「カフェめし」の懐の大きさにちょっと感心してしまいました。

この10ヶ月間、更新がないのにもかかわらず、ダウンロード数が1ヵ月に数千件もあるのを見るたびに、いつか新作を見てもらいたいと思ってここまできました。
お越しいただいたすべての皆様に感謝します。
今後ともよろしくお願いいたします。

2008年02月05日

Heart of Power Stone

新作『Heart of Power Stone』は、初めてWindowsVista対応を前提に作ったアイコンセットです。
Vistaのアイコン表示の最大サイズが256*256ピクセルだと知ったときは、「MacOSXの倍やん!」と驚きましたが、自分もVistaの環境を得たことをきっかけに、作ってみようかと思い立ちました。
パワーストーンは、前からOSX・XPアイコンとして作ろうと思っていたネタの一つでした。最大サイズにしてもきれいに見えるように、石の模様には気を配りました。自分で特に気に入っているのは「ラピスラズリ」です。ちなみに、作り始めてからMacOS10.5(Leopard)のアイコン表示の最大サイズが512*512だと知り、「また倍や!!」と思ったのですが、せっかくなのでVista向けに作った256*256の画像をMacOS10.5の最大サイズ表示のときに表示されるように、データとして入れておきました。MacOS10.5をお使いの方で、このアイコンセットをダウンロードされた方、よろしければどのように表示されているか教えていただけないでしょうか。私のOSは10.4で、10.5へのアップグレードは不可能なマシンのため、確認することができないのです。長年使ってきた「iMac DV+ Sage」というパソコンですが、ついに最新OSを使うことができなくなりました・・・(ToT)

今回のパワーストーンのアイコンですが、これは自分で石の模様を作ったうえで、ハートの立体型になるように形や陰影を調整して作ったものですが、出来上がってみると(自分で言うのもなんですが)本物らしく見えます。私は自分でもパワーストーンが好きで、時々見つめてはその石に見入ってしまうのですが、このアイコンもじっと見ていると、本物の石を見るときのように、その色や模様に見入ってしまえそうな気がしています。
私は、アイコンを作ることの一番の喜びは、こういうところにあると思っています。本物の石を作ることはできなくても、アイコンという形で「本物」を作ってしまえるということです。今回のパワーストーンはアイコンにしなくても実在しているものですが、例えば「熱々ピザで作ったフォルダ」とか、実際には絶対に存在しないものでも、リアルなアイコンとして描いてデスクトップに置けば、本当にあるもののように思えてくる・・・それは、デスクトップの上ではアイコンが「もの」として扱われているからじゃないかと思うんですが、そういう力がアイコンにはあると思うんです。ただの「小さい絵」だけではなく、アイコンとして存在することで、「もの」として存在する力を持つような気がしています。
ですから私は、ありえない「食べ物フォルダ」などを描くのが好きです。また、テーマに沿ってアイコンを作り、一つの世界を作るのも好きです。(例・・・東京1930、縁日へ行こう!など)
今回のパワーストーンは、偶然ですがバレンタインの季節に公開となりました。デスクトップに好きな石を置いて、恋の願掛け・・・なんていかがでしょうか。

2007年12月30日

続ご当地ラーメン紀行

すっかり年の瀬になってしまいました。今日は寒いですね~。
この寒さにはぴったりの熱々ラーメンのアイコンを作りました。昨年の『ご当地ラーメン紀行』に続く日本各地のラーメンセットです。実は前作を作ったときから構想はありました。なぜ一緒に作らなかったかというと、その時は9個で手一杯だったということのほかに、あまりたくさん入れてしまうと、見る方が「おなかいっぱい」になってしまうというか、くどいんじゃないかという気がしたからです。ほどほどの個数にしといてよかったと今でも思っております(笑)。
今年はそれまでに比べて新作が少なくなってしまいましたが、いつもアクセスしてくださる皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。この気持ちを、「さほ神社」開催へのエネルギーにしたいと思います。年末であたふたしておりますが、がんばります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2007年11月05日

美顔ノススメ

ようやく新作アイコンが出せました。3ヶ月ぶりです。
ドットアイコンとしては半年ぶりになります。こんなに間があいたのは初めてです。
で、今回は久々に「大正・昭和レトロ」のアイコンです。2002年に『モダンガール』を公開しましたが、その中に当時の化粧品のアイコンが数点あります。その後、もっと化粧品のアイコンを作りたい、いつかセットで公開したい、と思っていました。
問題は、肝心の資料がなかなか見つからないことでした。
最初は、作りたい化粧品をリストアップして、その資料を探していたのですが、資料として役に立つのは「現物の写真」か「当時のカラー広告に描かれた絵」のどちらかです。当時の新聞広告は結構見つかるのですが、色がわからないと描くことができません(T_T)。写真が多数掲載された本でもあればよかったのですが、意外とないんですよね。
結局、資料が見つかったものから描いていくことにしたので、当初のリストとは違ってしまったのですが、「洗顔」「化粧水」「クリーム」「白粉」なるべくこの4種類が均等な数になるよう描いてみました。

『モダンガール』を未見の方は、ぜひごらんいただければと思います。なお、『モダンガール』で描いたアイテムは今回除外するつもりでしたが、一つだけ重複したものがあります。私の好みであります(笑)。今からでも、ここのボトルは瓶に戻すべきだと思っております。

毎回、アイコンセットを作るのに、そのモチベーションを上げるきっかけになるアイテムがあるんですが、今回は「ヘチマクリーム」でした。いろんな資料を見ていて、美しいボトルの数々にため息をついていたのですが、ヘチマクリームは特にお気に入りです。緑色の透けてないガラスだと思うんですが、その表面にぶら下がったヘチマと葉っぱのレリーフが~~(*@_@*)素敵過ぎます。ちなみに現在のヘチマクリームにも同じレリーフがあるんですよ!店頭ではあまり見かけない商品かと思うんですが、お部屋に置くだけでもとてもかわいい一品です。
あと、アイコンではわかりづらいかと思うんですが、「レートフード」のラベルもとても可愛いんです。真ん中の円の中には蝶が、その左右には赤いバラが描かれているんですよ。現代の私ですら心ときめくんですから、大正時代の女性はどれほどときめいたことか。。。想像するとわくわくしてしまいます。

2007年08月10日

Sea Tiles

6月の『あじさいフォルダ』以来、久々の新作アイコンを公開しました。(ブログ自体の更新も1ヶ月ぶりですね)
春に公開した『Flower Tiles』の姉妹作になります。いろいろな貝などの海の生き物を描きましたが、どれも難しかったです。特に巻き貝やサンゴは、想像だけで描いたら全く違うものになってしまって(-_-;)、それらしく見えるように特徴をつかむのが大変でした。
タイルというのは特に夏にはピッタリだと感じます。こういうタイルが本当にあったら、部屋にペタペタ貼ってみたいなと思いますね。

2007年05月20日

Citrus Folders

5月に入ってから毎週のように新しいアイコンを公開しております。確か去年の5月も同じように新作ラッシュだったのですが、なぜなのか私にも分かりません(笑)。今回は「柑橘類のフォルダ」です。
新緑の季節ということで前回『森の小径フォルダ』を作ったあと、5月の爽やかな気候に合うフォルダということで思いついて作ってみました。もともと携帯の待受壁紙を作るつもりで柑橘類の画像を用意していたので、あとは個々のデザインを考えるだけで、意外と早くできてしまいました。
緑がきれいで、風が爽やかで、5月という季節は本当にいい季節ですね。そんなデスクトップに似合うものを思わず作りたくなりました。ちなみに、これだけ季節の話をしていながらなぜ「季節ものフォルダ」枠で配布しなかったかというと、「イギリスではオレンジは1月の食べ物」と聞いたことがあったからです。スペインからの輸入物が入ってくるのがその時期なのだそうで、イギリスでは1月になるとマーマレードを作るのが一般的なんだそうです。まあ日本でも温州みかんは冬に出回りますし、1年中何かしらあるといえばありますよね。

2007年05月13日

森の小径フォルダ

新作『森の小径(こみち)フォルダ』を公開しました。
お気づきの方がいらっしゃったかどうかわかりませんが、私の今までのアイコンの中でほとんど描かれてこなかったテーマがあります。
それは「植物」です。
季節ものアイコンの中で描いたことはありましたが、植物そのものをメインにしたアイコンは、これが初めてだと思います。
植物、難しいんです。たとえば色一つとってみても、気をつけていないとすぐ人工的なネオンみたいな色合いになってしまいます。また、自然のものは「形が千差万別」なのが当たり前です。この形を描けば見る人にも何か理解してもらえる、という「お約束」の形が、植物には非常に見いだしづらいんですね。もし「お約束」の形というものがあると思ってそれを描いてしまうと、それはもう型にはまったものになってしまって、「自然」のイメージとは離れてしまいます。
だから難しいんです…って、話が小難しくなってしまいました。
今回のセットは、子供の頃の「森」のイメージを大切にして作ってみました。私の地元には森というものはなかったので、憧れがありましたね。「切り株」を見つけるだけで喜んで座りにいったりするような子供でした。あと、家の近くで今まで知らなかった「小道」を見つけたりするとワクワクしたものです。古い話ですが、アニメの「トム・ソーヤーの冒険」で、主人公の友人ハックの家が木の上にあるんですね。あれにも憧れましたね〜。
私は、自然っていうのは、雑然としているからこその「自然」だと思うんですね。整えられた木々や芝生と接するだけで「自然とふれあう」って、今の子供たちには思ってほしくないなと思っています。今の世の中では難しいことかもしれませんが、自然の中で、知らないことを知るという「ワクワク感」を、感じてほしいなぁと思うんです。

2007年05月06日

Flower Tiles

先日ちょっとお話ししていた「早く配布しとかないとアイコン」です。なんとか立夏までに間に合いました(笑)。
早速、「松葉菊」のアイコンについてMac日本語版とWin版で色が違うというご指摘をいただきました。すでにダウンロードされた方もいらっしゃいますが、あれは正しいのはWin版の方でして、Mac日本語版に入っている松葉菊は修正前のものです。松葉菊にしては色も淡いし花びらの数も少ないので、もうちょっとそれらしく描いたんですが、その修正後のデータに差し替えたと思ったら差し替えてなかったんですね。今日の16時30分より前にダウンロードされた方には、申し訳ないですが再度ダウンロードしてみていただければと思います。
さて、今回の『Flower Tiles』ですが、シンプルな作りの分、視認性はいいと思うんですよ。たぶん。いろんな絵が描かれたタイルをデスクトップに何枚も並べるのって、結構楽しいんじゃないかと思って出してみました。いかがでしょうか。って、もう春は終わろうとしてるんですが(-_-;)。

2007年04月17日

『くだもの 秋冬便』リニューアル

昨年公開したアイコンセット『くだもの 秋冬便』ですが、このたびリニューアルしました。アイコンについていた黒縁をなくしたのと、16×16アイコンを「32×32アイコンの一部」から「小さいサイズのくだもの丸ごと」に変更しました。
『くだもの 春夏便』については上記の仕様で作成してありますので(秋冬便の仕様をころっと忘れていたからですが)、これで両セットのくだものを一緒に並べても違和感がないかと思います。楽しんでもらえるとうれしいです。

2007年04月02日

くだもの 春夏便

去年出した『くだもの 秋冬便』の続編になる新作アイコン『くだもの 春夏便』を公開しました。
今回は、私のアイコンには珍しく黒縁のついていないアイコンです。黒縁をつけると不自然に見えたモチーフ(さくらんぼとか)があったので、つけるのをやめました。いつもの黒縁つきに比べて、やわらかい感じがすると思うのですがどうでしょうか。
また、このセットの中で「マスクメロン」だけはフルカラーで描いています。さすがにこれを256色で描くのは無理だったので断念しました(^^;)。Windowsでの見え方が気になります。何かおかしな点がありましたら、お伝えいただけると助かります。

2007年02月13日

粉もん

久々のOSX・XP用食べ物アイコンです。「粉もん」自体も(たこ焼き以外は)初めてですね〜。最初、「粉もん」って具体的に何だろうと思って、いろいろ調べてみました。私は今回セットにしたような食べ物だけを指すのかと思ってたんですが、うどんなど他の小麦粉ものや、それ以外の粉(米粉とか?)を指す場合もあるようです。
個人的には「たこ焼き」の出来が一番気に入っています。たこ焼きといえば、以前渋谷に行った時に「京風たこ焼き」の屋台が出ていたんですが、あれはどんなたこ焼きだったんでしょうか……今でもあるのかなぁ。あと、明治大学の前にあった「大阪焼」。初めて聞く名前に、思わず近寄って何があるのか確認してしまいました。それは大阪でいうところの「リング焼」と同じものだったと記憶しています。その「リング焼」は一時期よく見かけたのに、最近は全く見なくなりました。そのかわり?なんでしょうか、「はしまき」という屋台をよく見ます。私はまだ食べたことがないんですが、割り箸にうどんを巻きつけて鉄板で焼き、それにソースやマヨネーズや青海苔などをつけて食べるみたいです。って、これはもろ「粉もん」ですねぇ。描けばよかったかも。もし今度食べることがあったら、今のセットに追加するかもしれません(笑)。

2007年01月16日

かまくらXゴミ箱

冬のデスクトップのためにぜひ作りたかった、OSX・XP向けの「かまくら」ゴミ箱。
……いや〜、今回のゴミ箱アイコン作りは非常に難航しました。
いつも使っているIconographer2.4日本語版というソフトでアイコン書類として出力しようとしたところ、何度保存してみても一部のデータが保存されないのです。そこで普段は使わないIcon Machine3.1Jの存在を思い出し、なんとかOSX用は完成しました。ところが、これをIconographer2.4で開いてXP用に出力しようとすると、また一部のデータが消えてしまうのです。「Windows上で作ればうまくいくかも」と思い、データ一式をWindowsに移して作ろうとしましたが、ソフトの使い方がよくのみこめず、途方に暮れていました。
結局、OSXで使えるIconographer2.5英語版を入手し、それで作ってやっとうまくいきました。それにしても、これは当然の作業をちゃんとしてくれないソフト側に非があると思うんですよねぇ。ぷんぷん。Iconographerは使いやすくて手放せないだけに、ぜひともなんとかしてもらいたいものです。(でもOS9用のソフトにはもう手を入れてくれないか・・・T_T)
で、先日informationでもお知らせしたXP版の不具合の修正ですが、これはソフトのせいではなく、このゴタゴタで普段気をつけていたことをうっかり忘れていただけです。ほんと何日もかかってやっと解決したもので……XP用で表示がおかしいと思われる場合は、恐れ入りますが再度ダウンロードをお願いいたします。

2006年12月25日

暖炉ゴミ箱

1年3ヶ月ぶりという久々のゴミ箱アイコン、しかも初のOSX・XP用です。
私は「灯りがともる」タイプのゴミ箱が大好きでして、以前にも灯籠だのあんどんだのを作っています。実はまだ作り足りないと思っているくらいです。ただ、今までOSX用とXP用のものは作ったことがなかったので、今回作ってみました。
最初は大きな画像として作って、それを縮小しているので、特にXPをお使いの方にはどう映っているのか気になるところです。
暖炉の写真を見ていて思ったんですが、暖炉って上に何か物がのってたりするんですね〜。「あんなとこに物をのせると熱くなるんじゃないか」と、暖炉にあたったことのない私は勝手に思っておりました。写真、時計、すてきな置物などなど・・・家族の大切なものをながめながら、あったかい時間を過ごすんでしょうね、きっと。
年末に向けて、いろいろと忙しいですが、私も1年の終わりに、ふと立ち止まってひとりの「あったかい時間」を持てたらいいな、と思っています。

2006年12月03日

Ornament Ball

去年作ろうと思っていて結局見送った、クリスマスのオーナメントボールを作ってみました。
ここ何年かは、オーナメントもどんどん個性的なものが出てきてますね。私が描いたような、たくさんの色が入り交じったオーナメントボールは、見た目にも夢があってとても好きです。雪の結晶の形の飾りなども、今は本当に美しいものがいっぱいで、ツリーにと言わず部屋に飾ろうかと思ってしまいます。
クリスマスといえばツリーですが、最近は街に大きなツリーが立ってたりすることも多いですよね。私には、お気に入りのツリーがあります。私が学生時代によく行き来した、大阪・天王寺の通称「ごちビル」前のツリーです。イルミネーションも、てっぺんの大きな星も、美しくて大好きなんです。近年はそんなに頻繁に行く機会はない場所ですが、もし行くことがあれば、必ずそのツリーを見にいきます。 そして、そのツリーを見ていたいくつもの冬の、いくつもの気持ちを思い出して、感慨にふけってしまうのです。

2006年11月18日

Snow Folders

新作『Snow Folders』を公開しました。
これは元となるアイコンをすでに去年作ってありまして、今の季節に合っていたので、色違いを作った上で配布することにしたものです。
私自身は、コントラストがはっきりしているコバルトブルーと。クリスマスカラーのものが特に気に入っています。

2006年10月09日

ご当地ラーメン紀行

新作『ご当地ラーメン紀行』、いかがでしょうか。5月の『ラーメン軒』につづくラーメンものですが、実は『ラーメン軒』と同時期に構想ができていました。きっかけは"器"でした。
『ラーメン軒』ではしょうゆ、みそなどの一般的なラーメンの絵を描こうと思っていたのですが、器がなかなか決まりませんでした。しょうゆ、みそ、とんこつと味によって似合う器が違うからです。だからといってそれぞれ違う器にすると、全体としての統一がとれません。考えたあげく、器のデザインは同じにしてポイントになる色だけを変えることにしました。「お店」らしくもなりますしね。で、たくさん描いた他の器には、それに似合う料理をのっけてあげようということで「ご当地ラーメン」ものを作ろうと思ったのでした。もともとご当地ラーメンも大好きなので、いつか作りたいとは思っていたんですが。ご感想をお寄せいただけるとうれしいです。
ちなみに、Mac用セットのスクリーンショットはこちらです。Windows用のセットもほんとはこんな風に作れたらいいなと思うんですが…

2006年09月18日

くだもの 秋冬便

やっとできました〜、1ヶ月半ぶりの新作です。
最初は一つのセットにするつもりだったのですが、種類が多いので季節ごとに分けてみようと思い、今回は「秋冬」の果物を集めてみました。
何が難しかったかって、「ぶどう」3種でしたね。そういえば今まであまりぶどうの精巧なアイコンって見たことなかったんですが、そりゃないわなぁ、と思うほど難儀しました(笑)。ではりんごや梨などの、形が難しくないものは簡単だったかというとそうでもなく、面積が広い分色の変化を自然につけるのが難しかったですね。
来年には「春夏便」を作る予定ですので、気長にお待ちいただけるとうれしいです〜。ちなみに、お気づきかもしれませんが、アイコンが入っている「箱」。あれは段ボール箱のつもりなんですよ〜。いろんな果物の色をイメージしたデザイン段ボール箱、ってな感じです。そのように見えていればうれしいです(笑)。

2006年08月08日

Seaside Folders

久々に『季節ものフォルダ』でのドットアイコンのリリースです。
今までいくつか「夏物」のフォルダを作ってきましたが、この夏デスクトップを外国の海の壁紙にした時に、使うフォルダがないことに気づきました。『日本の夏フォルダ』は日本の海にしか似合わないし(当たり前)、『Summer Blue Folders』はOSX用だし、『Summer Blue System』のフォルダはなんか素っ気ない(作ったのは誰だ)・・・もっと素朴な「海」のフォルダが欲しい、と思って作りました。多分国を選ばず使えます。一応、砂浜にいそうな生き物や貝殻をリサーチして作りました。もうちょっと早く作ってもよかったですね〜、今日はもう立秋ですよね(笑)。

給食アイコン作成裏話(2)

えー、前回からまた間があいてしまいました。
いやー、暑いですね。明日は台風が来るそうですが、いきなりなのでびっくりです。

さて、前回の続きで「パン」です。
アルマイト食器の時は単純に3色ですんだのですが、コッペパンやバターロールの場合はそうはいきません。
パンは上部に焼き色がついていて、下の方とは色が違います。ここでまず色の明暗をつけます。
そしてパンの上の方には「光」が当たっているので、ここでもさっきとは違う色で明暗をつける必要があります。
何が難しかったかというと、この「光」のグラデーションでした。
いつもは濃い色と薄い色の境目は、この2つの色を1点ずつ互い違いに置いてごまかしていたのですが、今回は、Windowsの液晶画面で確認したところ、全然ごまかせていなかったんです。
iMacの画面ではそんなに色の差が激しくないように見えた2つの色が、Windows+液晶画面では明暗がはっきり表示されていたんですね。ここがアイコンを作っていてめんどくさいところです・・・Windowsにもきれいに見えなくては意味がないですからね。でも確認できたことはよかったことです。
そこで互い違いに置くのはやめて、あえて境目をそのままに描いたところ、この方がいくらかましに表示されたのでほっとしました。本当はここでWindowsの256色を使えばグラデーションがきれいに出るのでしょうが、色が少なくてすむならそれに越したことはありません。
なんか、続けて技術的な話ばっかりになってしまいました。アイコン作成に興味のない方には面白くなかったかもしれませんね。ドットアイコンを描くのが好きなのでこういう話をするのも私は大好きなんですが、お読みになるみなさんにはどうなんでしょう。気になるところです。

2006年07月27日

給食アイコン作成裏話(1)

給食アイコンを作るにあたって、まず難しかったのは「アルマイト食器」の質感でした。
私はいつもMacでアイコンを作っています。使用しているソフトは、アップルが配布している「ResEdit」です。Macをお使いの方なら知っている人が多いと思います。
ResEditではフルカラー(32bit)のアイコンは作ることができません。ですから私の描くアイコンは基本的に固定256色(8bit)のアイコンのみです。たまにどうしてもフルカラーの機能を使いたい時は、ResEditで元絵を描いた後、別のソフトで修正を加えます。
ResEdit+固定の256色でアイコンを作ることが、私のこだわりです。このことについては、別の機会にもっとお話ししてみたいと思います。
さて、この256色は決まった色しか用意されていないので、難しいのは「グラデーション」です。
アルマイト食器は、光の当たっているところとそうでないところで色が違います。フルカラーでグラデーションを実現できれば簡単なのですが、ResEditで作る場合、用意できる色は「光っているところの色」「普通の色」「影になっているところの色」の3色しかないのです。
ま、昔はもっと色が少なかったりしたわけで、このような場合にドット絵の技術というものが使われるわけです。例えば、色と色の間をグラデーションさせたい場合は、2つの色を互い違いに置いて、モザイク模様みたいにすると、原寸大にしたときにグラデーションに見えるといったようなことです。
しかし、最初に作った時は、食器の光から影に移る部分がのっぺりしているというか、アルマイトのつるんとした質感をうまく表現できませんでした。光が左上から射しているので食器の外側は右へいくほど暗くなるはずですが、なんか金属ぽくありません。

これは、光から影に移る色の変化を短くすることでうまくいきました。

金属はつるんとしているので、光も影もはっきりと映し出してしまいます。ですからあいまいな光の部分をあまり多くすると、つるんとしたものとして認識できにくくなるんですね。また、今回は「右へいくほど暗くなる」のは確かですが、右からも何らかの光が射しているとして、その光もきちんと反射させてやると、より金属っぽく見えるのだと気がつきました。
こうしてアルマイト食器の原型ができました。
次は食べ物の盛り付けです。料理類は、作った経験も多かったので、あまり苦労なく作ることができました。ごはんやソフトめんはどちらかといえば難しい方ですが、細か過ぎる分逆に適当に色を置いても大丈夫という面もあって、何とかできました。
しかしここで意外な壁が。それは「パン」でした。
(次回に続きます)

2006年07月22日

給食の思い出(3)牛乳・デザート

「牛乳」のアイコンは、私が飲んでいたものを記憶を頼りに再現したものです。「三角牛乳」も子供の頃、給食以外の場で飲んだことがありますね〜。懐かしいです。この二つはきっと、同時期に存在していたんでしょうね。学校ごとに違うだけで。ちなみに今は、四角い紙パックの牛乳もあると聞いたことがあります。給食時の牛乳瓶のぶつかるあの音は、今はもう聞かれなくなったんでしょうか。
「デザートベース」は、牛乳をまぜて作る、フルーチェみたいなデザートの素です。丸い紙容器とこの「デザートベース」が1人に1セット配られ、牛乳を容器の太い線のところまで入れてまぜると出来上がりです。そのため先に全部牛乳を飲んでしまうとお楽しみがなくなります。このメニューの日は給食がとても楽しみでした。
「冷凍みかん」も大好きでした。給食以外では旅行の時くらいしか食べる機会がなかったので、よけいにおいしかったですね。あと「ムース」ですが、これもなぜか必ず、中心の方が凍っていました(笑)。けどこれがまた、しゃりっとしておいしかったんですよね。
これ以外のデザートはあまり記憶にないのですが、3月3日には「ひなあられ」が出てました。「学校でお菓子が食べられる」みたいな感覚はうれしいものでしたね。

2006年07月13日

給食の思い出(2)おかず

いきなりですが、私は「ソフトめん」を食べたことがありません。
初めてその存在を知った時、かなりうらやましかったですね〜。ミートソースかけて、まるでスパゲティのように食べられていたと聞きました。学校でスパゲティなんていいなぁ、と(笑)。
ソフトめんはなかった我が小学校ですが、麺類のメニューが一つだけありました。
それが「インディアン焼そば」。
細い麺にカレー味、肉やキャベツなどが入っていました。今でいうなら日清の「カレーUFO」がこれに近いかもしれません。
しかしパンと一緒にこれを食べると、炭水化物だらけですね(笑)。
ごはんにかけてカレーライスとして食べる「カレーシチュー」も大好きなメニューでした。福神漬がついてきたんですが、学校給食ということで健康に配慮したのか、当時はほとんど見たことのなかった「赤くない」福神漬でした。漬物嫌いの私にもおいしかったと記憶しています。
「クリーム煮」は、クリームシチューのようなもので、おいしかったです。「食べ物を大事に」という担任の方針で、食べ終わった後の食器の内側をパンでぬぐって、それを食べていました。
汁ものもよく出ていたはずなんですが、なぜか普通のみそ汁などはあまり出なかったような…「かき玉汁」のほかは「けんちん汁」「さつま汁」「豚汁」など、具だくさんのものが多かったですね。栄養いっぱいだったんでしょうね。
今回描いた小さいおかず5種類は、全て私の記憶によるものです。思い出はというとあまりないのですが、「グリーンサラダ」が好きでした。何が好きだったかというと、5mm大のダイスチーズが入っていたからです。アイコンにも実はそのダイスチーズも描かれています。拡大しないと絶対分からないと思いますが(笑)、大好きなので描き入れました。

2006年07月12日

給食の思い出(1)パン

今回描いた5種類のパンのうち、食パンだけは給食に出ませんでした。
揚げパンはグラニュー糖がまぶしてあって、みんなそうでしたが私も大好きでした。私の学校では揚げパンには必ず、揚げパンと同じ大きさのパンがついてきました。揚げパンはコッペパンより小さかったので、その2つのパンを食べてちょうどいいくらいでした。
コッペパン、バターロールは結構ありふれていると思うんですが、うずまきパンは給食でしか見たことがないので、思い出のある人は限られてくるかもしれません。あの形が子供には楽しいんですよね。けっこうボリュームもありました。
パンにつけるものもまた楽しみの一つですよね。マーガリンは、私の小学校ではキューブ状のものでした。パンにぬって食べた後、半分くらい残ってしまうこともあって、「食べ物を残してはいけない」とばかりにそのマーガリンをまるごと食べたりしたものです(笑)。
他には、いちごジャムくらいしか出た記憶がありません。マーマレードとか、ピーナッツクリームとか、いろいろあったみたいですね。ちょっとうらやましいです。