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2015年01月17日

阪神淡路大震災から20年

過去を振り返るとき、音楽の持つ、感情の記憶力を思い知らされます。

たまたま私の耳に聞こえてきたその音楽が、たまたまそこにあった日常を、吸い取り紙のようにすくい取り、消えていくはずの感情がそこに残ります。
その音楽を聴いていた、何気ない日々の延長線上に、1月17日がありました。

Mr.Childrenの『everybody goes』、小沢健二の『ラブリー』、そして『カローラⅡに乗って』などは、震災から数年は聴くことができなくなりました。
当時の恐怖と悲嘆を、写し取ってしまったからです。

『ラブリー』の最後に連呼される、「Life is comin' back!」が、「命よ、戻ってこい!」に聞こえてしまい、心が締め付けられる思いになりました。


そして、やはり同じように当時の感情を記憶した曲があります。
沢田研二さんの『ひとりぼっちのバラード』です。
この曲は1969年発売のアルバムの曲ですが、中古レコードを探していて、たまたまその時期にやっと入手して聴いていたものでした。

1月17日の午後、私は家族で車で移動中でした。
大阪府内でしたが、道路は凄まじい渋滞でした。
家族がカーラジオをつけていましたが、流れてくるのは、防災情報と、途切れることのない犠牲者のお名前でした。
本当に、途切れることなくただ延々と、お一人お一人違うお名前が…堪えられなくなりました。
心を平常に近付けたくて、持っていた携帯音楽プレーヤーを再生しました。


~ すべて すべて移りすぎゆく
  なにか はかり知れぬちからで
  僕は 僕はおし流されて
  そしていつかは終わる ~

~ たった一度の人生だから
  力の限り 明日を捜そう ~

~ いつも いつも傷つきながら
  愛を 愛を失いながら
  生きて 生きていくこの命
  そしていつかは終わる ~


人生は無常だ、と言われているようなこの歌詞に、私は共感とやりきれなさを同時に感じていました。

20年が経ち、この歌詞の言っていることはやはり真実だったのだと納得する自分がいます。

大切な人やものをこのような形で奪われた私たちにできることは、

その痛みから学ぶこと、
失ってもなお生きること、
大切な人やもののことを忘れないこと、

これに尽きるのではないかと思います。

2009年10月17日

花のように終わった

今日は私個人のつぶやきです。

私が最も好きな歌のひとつに『日本の幸福』という歌があります。

♪きょうの空 覚えていたい
 きょうの風 覚えていたい
 この蒼さが この薫りが
 私の幸福の何よりものしるし
 もしも明日 雨が降っても
 ほほえみ忘れないように
 想い出したい 空なの
 想い出したい 風なの

旋律をご紹介できないのが残念ですが、
私は、この詩の世界を信じることのできる美しい心がなければ、こんなに美しい旋律は導き出せないと思っています。

♪いつもいつも そのこころを
 あなたが おもいだすように
 憶えてほしい 空なの
 憶えてほしい 風なの

だめじゃないですか。その空へ行ってしまっては。
これから先、この歌を歌うその先には、あなたがいるということになってしまうではないですか。
いつもいつも、思い出してしまうではないですか。

あなたが生んだ多くの曲の持つ不変の輝きは、あなたの心を救いはしなかったのですか。あなたが逝ってしまうことを、止められなかったのですか。


今は、ほかに何の言葉もうかびません。
悼む言葉も、感謝する言葉も。
お別れなんて、できません。


2009年02月12日

最近の癒しは・・・

みなさま、お元気ですか。
いつもsahoiconにお越しいただき、ありがとうございます。

絵文字の仕事に加えて、また忙しい季節が来てしまいました・・・
「確定申告」です。
あぁ、思い出すだけで頭が痛い・・・(ToT)
というわけで、これが終わるまでは、アイコンのことをなかなか考えられなさそうです。
本当は気分転換に作ると言いたいところですが・・・パソコンから離れた休憩が必要な状態ですね。

とはいっても、いざパソコンから離れて休憩を取ろうとすると、今度はなかなかパソコンの前に戻れなかったりします。
そんな私のパソコン前での癒しは、たまにYouTubeを見ることです。
松田聖子ちゃん(あえてちゃんづけで呼びます)の「Eighteen」が大のお気に入りです。
小学校1年生の時にテレビで見ていました。
この曲を、私は当時、聖子ちゃんのセカンドシングルだと思っていました。
デビュー曲が「青い珊瑚礁」だと思っていたんです。そして「風は秋色」が3枚目だと思ってました(これは正解ですね)。
「♪エクボ〜の〜」のCMは知っていても、それが聖子ちゃんのデビュー曲だと知ったのは何年も後のことでした。子供だったので、テレビで見たことだけで勝手に情報を作っちゃったんですね(笑)。
「Eighteen」(「風は秋色」の両A面)をセカンドだと勘違いしたのは、当時見ていたNHKの歌番組「レッツゴーヤング」が、この曲をよく流していたからだと思います。「風は秋色」は化粧品のCM曲で、NHKはそのかわりに「Eighteen」しか歌わせなかったらしいです。さすがNHK。

♪夢の中に出てきた あなたはとても素敵・・・
この歌が持つ、宝石箱のようなときめきと幸福感は、数十年経った今でも全く色あせていないです。
まだ表情に堅さの残る、この頃の聖子ちゃんが一番かわいいと思います。

ところで先にふれた「レッツゴーヤング」ですが、先月BS2で再放送されていて、大いに楽しませてもらいました。
私が生まれて初めて好きになったアイドル(♂)が出ると聞いて、もう年末から指折り数えて待っておりました(笑)。
その話はまたいつか・・・

2008年08月31日

さよなら、ポストペットパーク

長年親しんでいた、Postpetのサービス「ポストペットパーク」が、今日で終了することになりました。
私はPostpetDXから2001、v3と使ってきました。DXを使い始めてから8年になります。
このサイトを開設した当初は、Postpetの自作おやつも配布していました。
正直、なんでなくしちゃうんだろう、と思っています。ペットの、家の外での遊び場がなくなってしまいますね。それに、いろんなお店やイベントの思い出もあるのに・・・運営が厳しいのかもしれませんが、一部だけでも何かしら残してほしい気持ちです。
本来はデジタルな存在であるはずの「ポストペットパーク」は、今となってはなんだか懐かしい遊園地のような、アナログな匂いを感じさせます。デジタルの中でも、人間というアナログな生き物が求めるのはアナログの匂いなんじゃないか。これは、私のアイコン作りにも通ずる思いです。だからこそ、「ポストペットパーク」が大好きでした。
ちなみに、一番好きだったのは「ぷまリビング」の「なぅなぅスロット」でした。なぅなぅ、かわいいです。もう見られないのが寂しいです。

今までありがとう、「ポストペットパーク」。またいつか会えますように。

2008年08月29日

今の息抜き

みなさま、お元気ですか。
私は相変わらず非常に忙しく、アイコンを作る時間はおろか、休日そのものがほとんどない状態の毎日を過ごしております。
パソコンに向かう時間が長いので、息抜きも当然その範囲で見つけています。最近は、動画サイトで昔の歌などを見るのが楽しみです。

今度の書き込みでは、私の好きなジャンルをぽろぽろっとお話ししてみようかなぁと思っています。照れて気が変わるかもしれませんが(-_-;)

2008年03月31日

ちりとてちん

あぁ、1ヶ月は早い・・・気がつけば3月が終わってしまうじゃないですか。というわけでまた書き込みです。中身のある書き込みをしたいものですが・・・

ところで、半年間続いたNHKの朝ドラ「ちりとてちん」が終わりました。
なんでも、視聴率は低かったにもかかわらず、熱狂的なファンが多いそうですね。
私も毎日欠かさず見ていました。きっかけは、私の好きな茂山宗彦さんが出演されるからでしたが、いつの間にかドラマそのものに引き込まれていました。
茂山宗彦さんは、10年以上も前にNHKのドラマ「京都発・ぼくの旅立ち」で俳優デビューされていて、私はその時からのファンです。今ほど演技達者ではなかったですが、ちりとてちんの小草若に通ずる繊細な演技が印象的でした。このドラマは非常にいい作品なので、是非とも再放送してほしいんですが・・・

2008年02月29日

4年に一度の日

今日の日付はなんだか貴重な気がしたので、書き込みすることにしました。

明日から3月、もうすぐ春ですね~。
最近、季節感にあふれた新曲が出てこなくなったなと感じています。春に限らず、どの季節でもそうです。
歌詞に季節的なものが含まれているだけじゃだめなんですよね。メロディから、こう、匂いたつような季節感がないと。

ここからは私の記憶に残る春の曲をあげてみます。20年くらい前の話になります。
最近よく思い返すのが中山美穂の「色・ホワイトブレンド」です。この時代は、化粧品の新製品のために曲が作られるのがよくありましたね~。この曲のタイトルも新製品のキャッチコピーそのまんまで、これだけだと何のこっちゃという感じです。ほかにも「水のルージュ」とか「吐息でネット」とか。前置きが長くなりましたが、この曲の
♪明日が待ってるから 後ろはふりむかないわ・・・
のところがドラマティックで美しいと思います。

ほかには、高井麻巳子の「かげろう」。花びらのはずむようなメロディがとても素敵です。同時期に出たうしろゆびさされ組の「かしこ」も大好きです。にぎやかな調子の曲なのに歌詞が切なくて、間奏のあたりになると涙腺がゆるんできます。
あと、これはシングルのB面(!)なのでちょっとマイナーですが、南野陽子の「エイプリル・フール」という曲が好きです。エイプリル・フールに嘘でもいいからもう一度好きと言ってほしい、と願う女の子の歌です。メロディがのどかであったか~い春の雰囲気いっぱいで、切なくも心が満たされます。

季節感のある新曲を作る人がいないのなら、こういう昔の曲をたまにはかけてくれないかな、と思ってしまう今日この頃です。

2007年06月13日

ついに最新OSを使う!!

いきなり何のことかと思われたかもしれませんが、先日、MacのOSを10.4にアップグレードしました。
これは現在の最新バージョン、通称「Tiger」で、実は私、最新OSを使うという体験はこれが初めてなのです。LC575(註:1994年生まれ)というマシンで漢字Talk7.5を使い始めた8年前には、すでにMacOSは9になっていましたし、2000年に念願のiMacを手に入れるときは、すでにMacOSXが発表されていたにもかかわらず「私はドットアイコンが好きだからOS9がいいのだ」という理由でOS9入りのiMacを選んでいました。
初めての最新OSに、心ときめく毎日であります。今まで「10.4がないと使えない」と言われて門前払いをくらっていた数多くのソフトが使えるのですから(^^)。こんなときめきは、8年前に初めてのMacを使い始めたとき以来かもしれません。これからも今までの生活のベースであるOS9環境を手放すつもりはないですが、いろんなことができそうなわくわくした気持ちを味わうのはいいことだわ、と思いました。

2007年04月27日

いろいろ作ってますが…

新しくまた絵文字のお仕事をしている最中なので、ドット魂をそちらに使っているせいか、ドットアイコンを作ろうという労力が今のところ乏しい管理人のさほです。
その気分転換というか、Photoshop Elementsを使ってまたいろんな(アイコンになりそうな)絵を描いたりしています。ちなみにソフトのバージョンは「1」です。せめて「2」にしたらいいのにと自分でも思うんですが、インストールがおっくうなのもあり「まだいろいろ作れる」というのもあり、未だに使い続けています。Photoshopも持っているんですが、Elementsが手放せません(笑)。
そのPhotoshopよりさらに使えていないillustrator。すばらしいOSXアイコンの作品を目にするたびに「あぁこのソフトが使いこなせれば……」とため息をつくのであります。しかしPhotoshopでは描けないような絵が描けるので、重い腰を上げて使う時もあります。この前はいろいろな花を描いてみました。結構楽しかったので、別の絵と組み合わせてアイコンにしました。これがもうちょっと納得のいくものになったら、配布しようかと思っています。単純な技術しか使っていないアイコンを配布するのがなんだか恥ずかしいような気持ちになってしまうことが時々あります(多くのOSXアイコンはそれなりの技術で磨きあげられたアイコンに見えるからです)。それでも、まぁいいじゃないかと自分を前向きにさせた上でOSXアイコンの配布に踏み切ったことは、今までにたくさんあります(笑)。
このアイコン、もし配布するとしたら、夏が来る前(立夏になるまで)になると思います。あ、でも早くしないと、ゴールデンウィークでご訪問が減ってしまうなぁ、どうしよう……。

2007年01月17日

12年前のあの日の1日

夢を見ていました。
ジェットコースターに乗っている夢です。
「うわー、すごい!」普段ジェットコースター嫌いなはずの私が、歓声をあげていました。
すごい揺れ。なんか本当に揺れてるみたい。
……あれ……ジェットコースターって、前後に動くんじゃなかったっけ……

私は、すごい勢いで、丸太ん棒のように左右に転がされていたのです。
外からは、窓がガタガタ鳴る音がしました。
台風?……って、1月やんな今……
その時、小刻みな揺れが。
「地震?」
ようやく正解を見つけた私は、ラジオのスイッチを入れました。
真っ暗な中、震度を告げるニュースを聴いていました。

震度1でも、地震を感じようものなら固まって動けなくなっていたそれまでの私には、この大きな地震が関西に起こったということが理解できませんでした。
朝食中、震度3の地震で電灯が大きく揺れました。思わず避難場所を探す家族全員。
その日は電車が止まったため、学校には行けませんでした。

出勤した母を、父の車で迎えに行きましたが、なぜか信じられないほどの渋滞。
カーラジオから、犠牲者の方のお名前が絶えることなく流れてきます。
私は堪えられなくなり、自分のウォークマンで音楽を聴きました。
途中、レストランに入って昼食をとっていると、また地震。びくっとして照明に目を向けました。
家族で家に帰り、それ以降のことは、その後の何日かも含めて記憶にありません。
覚えているのは、新聞に載る犠牲者の数が恐ろしい勢いで増えていったことと、一人きりで家にいることが日中でもできなくなってしまったことです。
この恐怖がなくなる日は、もう来ないのではないか。
そう思ってしまうほど、震災の影は濃く、私の心を闇にしました。

あの日から12年。
全国ニュースのトップ項目が震災関連でないことに、関西とそれ以外の地域との震災に対する意識の差を感じます。あれほどの犠牲をもたらした震災は、何年でも語り継がれなければならないと思います。

2007年01月08日

NHK「みんなのうた」

年が明けてもう1週間がたっちゃったわけですが、大晦日にNHK-FMと衛生第2で放送されていた「みんなのうた」特集を聴いていた方はいますか?
私は大掃除のかたわら聴いていました。放送当日までは「なんでこの忙しいときに?」と思ってましたが、当日は面倒な掃除も楽しくできてしまいました。ありがたかったです。
「みんなのうた」ですが、私は小学校の給食の時間に毎日聴いていました。で、自分も好きな曲をかけたいばかりに、後に放送部に入ってしまったのでした。その時放送部にあった音源はレコードばかりで(CDもCDプレーヤーもありませんでした)、しかも(後にわかったのですが)70年代放送のものばかりだったので、80年代の小学生の私ですが70年代の歌に愛着があります。その後「みんなのうた」にはまってしまい、80年代半ば頃の歌はよく覚えています。
3月が来て放送部を去る前に、私はこっそりとお気に入りの歌だけをカセットテープに録音して持ち出していました。今では私にとって貴重な音源です。その中から特に好きなものをあげてみると……

●ひとつおぼえの(1970年)
 哀愁のあるピアノから始まったかと思ったら、突然軽快なメロディーで 家族の様子が歌われ、また哀愁のピアノで終わるという変わった曲です。大人になってから聴くと、家族それぞれの「ひとつおぼえの」ものを通じて、人生を語っているのがわかり、忘れられない曲になりました。

●矢車草(1974年)
初夏の高原を吹き抜ける風のような、ストリングスとフルートの叙情的な曲です。歌は芹洋子さん。
 ♪まわれよまわれ 矢車草 まぶしく光る風のせて
  遠のく馬車を追うように 海の響きもかけぬける
詞も曲も、心が洗われるような清々しさです。5月になると必ずこの曲が聴きたくなります。

●キャッツ・アイ・ラブ(1978年)
この歌は、給食の時間本当によくかかっていました。たぶん放送部員も好きだったのでしょう。私も大好きでした。この歌をかけたいがために放送部に入ったといっても過言ではありません。
シュールで、おしゃれで、ロマンチックな歌です。「あこがれのホットミルク」という歌詞の意味不明さ。人間の男性と猫の恋。これをキャロライン洋子さんと(レコードでは)山田康雄さんが歌っています。私にとって山田康雄さんは「ルパンの人」だけでなく「キャッツ・アイ・ラブの人」でもあります。
 ♪不思議な瞳 僕の心をとりこにした
  おまえが風か 
  はにかむしっぽ 銀の爪 瞳の奥に遠い国
  海色の猫 恋の中
この歌を聴いた時のときめきは、今でも私の中でまったく色あせることがありません。今はDVDに収録されているので、未聴の方にはぜひ一度聴いてほしいです。

上に挙げた歌は今でも聴くと涙腺を刺激される歌です。ほかにも「カンタカナリート」「シング」「道」などなど、好きな歌はたくさんあります。NHKはこういう昔の歌を映像つきでもっと放送すべきだ、と思うんですがねぇ。見たい人がたくさんいると思うんですが。

2006年12月29日

MIRAI MIRAI 未来

2007年が、もうすぐやってきます。
実は、私はすでに何年か前から、「2007年」を心の隅に置いて生きてきました。
その理由は、今から19年前に世に出たある曲にあります。

『REVOLUTION2007』。
当時、私がファンだったグループの曲です。
今から20年後の未来は俺たちみんなで動かすんだ、という希望にあふれた曲です。
20代の彼らが40代のおじさんになる未来など、想像もできませんでしたが、それでもきっと明るい未来なんだ、と少女の私は無条件にその光を受け入れたのでした。

2007年まであと数年という時、バンドのメンバー1人が他界しました。
その日から、私はなんとなく、2007年までの距離をはかりながら生きてきたように思います。
そして、あれほど遠くに感じていた2007年がやってくるのです。
彼があんなに力強く演奏していたあの曲が示す未来が。
彼もいつか迎えるはずだったあの年が。

それは、まさに想像もしなかった未来でした。
あってはならなかった未来でした。

私はこれから、彼のいない2007年を迎えてしまうことになるのです。

2006年12月15日

バーガーキング、日本再上陸

今日ニュースで見ましたが、アメリカのハンバーガーチェーン店「バーガーキング」が、日本に再び店舗を出すらしいですね。
バーガーキングは1996年に日本にやってきて、2001年に撤退していたそうです。といっても、私の地元・大阪ではバーガーキングを見たことがありませんでした。たぶんなかったんじゃないかな。
そんな私ですが、一度だけこの店で食事をしたことがありました。
今を去ること数年前、東京のJRお茶の水駅の近くにその店はありました・・・が「あれ〜?」実はその場所には数年前は「森永ラブ」というお店があったはずで、私はそこで食べるために来てみたのですが・・・森永ラブが会社をたたんで店舗をバーガーキングに譲渡していたことを、後で知りました。
でも来たんだからしょうがない、それにこの店も大阪にはないし、とばかりにバーガーキングへ。
ここの名物は「ワッパー」というビッグサイズのハンバーガー。当然これを注文しました。食べられなくなると困るのでポテトはやめておきました(笑)。値段は確か370円くらいだったと思います。確かに普通のハンバーガーよりは大きかったのですが、あれでも日本向けの大きさだったのかも知れません。トマトとタマネギの大きいのが入っていて、食べごたえがありました。
思えば、こういういかにもアメリカ!なイメージのハンバーガーって、最近は意外と少ないのかも知れません。マクドナルドにはもうあまりそういうイメージはないし(ハンバーガーが小ぶりな気がするからかな?) 、モスやロッテリア、ドムドムは完全に日本向けですよね。ウェンディーズくらいでしょうか。ここは最初食べた時、独特の肉の臭みを感じて(今はそんなことはないです)、なんかアメリカンなハンバーガーだ、と思ったのを覚えています。バーガーキングはアメリカの味で勝負するのでしょうか。米国産牛肉を使うのでなければ、いつかまた食べてみたいです。(今度は大阪にも店舗を出すのかな?)

2006年08月12日

大好き!「Kaleidoscope」

デスクトップを季節感あるものにしたい!季節の変わり目のたびにそう思い、時には自分でそのためのアイコンを作ったりして楽しんでいる私ですが、特に夏になると、デスクトップを「夏仕様」にするのが楽しみです。海や花火の壁紙を使ったり、ゴミ箱を夏物(ほとんど自前のものです)にしたり。
そんなときのありがた〜いソフトが、Kaleidoscopeです。OS9以前のMacユーザには定番ですね。
ご存じない方のために説明しますと、このソフトをインストールした上で、ネット上で配布されているお気に入りのスキームを使うことで、がらりとデスクトップの雰囲気が変わってしまうというものです。
世界中の作者さんの手で多種多様なスキームが公開されているんですが、中にはとにかく凝っていてすばらしいものがあって、私もお気に入りをたくさん集めてしまいました。
Martha Royerさんという有名なスキーム作者さんの作品は特に精密で美しく、私のお気に入りです。
この方のスキームで夏にぴったりなのが、「Cape Cod」という作品です。青い海にヨットと雲のある風景が爽やか!

これ、ウインドウの横にヨットがありますが、これはカーソルなんですよ。ゴミ箱は港の風景画で、ゴミが入ると「灯台」が現れます。
あともう一つ好きなのが、「Front Porch」。地中海風の石造りが異国情緒があって、海の壁紙を使えばリゾート気分を味わえます♪

リアルな質感にはただただ驚き!です。
ほかに夏物では、システム全体が凍ったように変身する「Frosty」(Mitoさん作)や、ギリシャ神殿のような柱が美しい、白と青が基調の「Crete」(Yoshihiro "ROB-ROY" Murakawaさん作)などがお気に入りです。
また秋になったら、秋仕様のスキームを選ぶのが楽しみですね〜。MacOS9から離れられないのは、きっとこの楽しみがあるからです(笑)。