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給食アイコン作成裏話(2)

えー、前回からまた間があいてしまいました。
いやー、暑いですね。明日は台風が来るそうですが、いきなりなのでびっくりです。

さて、前回の続きで「パン」です。
アルマイト食器の時は単純に3色ですんだのですが、コッペパンやバターロールの場合はそうはいきません。
パンは上部に焼き色がついていて、下の方とは色が違います。ここでまず色の明暗をつけます。
そしてパンの上の方には「光」が当たっているので、ここでもさっきとは違う色で明暗をつける必要があります。
何が難しかったかというと、この「光」のグラデーションでした。
いつもは濃い色と薄い色の境目は、この2つの色を1点ずつ互い違いに置いてごまかしていたのですが、今回は、Windowsの液晶画面で確認したところ、全然ごまかせていなかったんです。
iMacの画面ではそんなに色の差が激しくないように見えた2つの色が、Windows+液晶画面では明暗がはっきり表示されていたんですね。ここがアイコンを作っていてめんどくさいところです・・・Windowsにもきれいに見えなくては意味がないですからね。でも確認できたことはよかったことです。
そこで互い違いに置くのはやめて、あえて境目をそのままに描いたところ、この方がいくらかましに表示されたのでほっとしました。本当はここでWindowsの256色を使えばグラデーションがきれいに出るのでしょうが、色が少なくてすむならそれに越したことはありません。
なんか、続けて技術的な話ばっかりになってしまいました。アイコン作成に興味のない方には面白くなかったかもしれませんね。ドットアイコンを描くのが好きなのでこういう話をするのも私は大好きなんですが、お読みになるみなさんにはどうなんでしょう。気になるところです。

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