sahoiconの歩み(1)
『sahoicon』のプロフィールをお読みになった方はご存じかと思いますが、私が最初に「アイコン」の世界に触れたのは、1999年の暮れに発売された月刊誌「MACLIFE」(現在は廃刊)のアイコン特集を見た時でした。
総勢76人もの作者さんによるアイコンが、ご本人のコメントつきで掲載されているという、今思うとアイコンファンには夢のような特集でした。その中でも、Macアイコンの大御所サイトPIXTURE STUDIOの伊東秀喜さんと、icon museoの新井達也さんのお二人が大きく取り上げられていました。
今でもそう思いますが、初めて見た伊東さんのアイコンのドーナツやコーヒーメーカーなどのリアルさには驚き!でした。新井さんの風景画の鮮やかさにも心をひかれました。もうお一人、特に心ひかれたのがNor's Icon SaiのNorさんの食べ物や壁紙風模様のアイコンでした。
この特集を読んで、すぐに「よし私も作ってみよう!」とは思いませんでした。みなさんのアイコンのあまりの素晴らしさに、ただただ見とれるばかりで、自分に作れるかもなどとは考える隙もありませんでした。