sahoiconの歩み(2)
年が明けて2000年の2月ごろ、当時ポストペットでメールのやりとりをしていた方から、自作のアイコンをもらったのでした。
「アイコンをいただいたのだから、お返しに私も作ってみよう」と思い、当時読んではまっていた漫画「うる星やつら」のラムちゃんの顔を描いて送りました。(注:当時の私は無知でしたが、既存のキャラクターを自分で模写する分には自由ですが、それを他人に配布すると著作権の問題が発生します。)
すると先方が、私のアイコンをとてもほめてくれたのです。私は「もしかしたら、もっと上手くアイコンが描けるようになるかもしれない」と思いました。そして、ラムちゃんだけでなく、他のキャラクターも描いてみることにしたのです。
こうして、最初のセット「うる星やつら」が完成します。
当時、「うる星やつら」のアイコンは複数のサイトで配布されていました。ただ、たまたま私の好みのアイコンがなかったのです。キャラクターを自分で描いたのには、自分好みのものを描きたかったから、というのがありました。
その後も、同じようにはまっていた漫画のセットも作ったほか、漫画キャラだけでなく、やはり当時はまっていた映画「風と共に去りぬ」の登場人物までも作ってしまいました。この「はまる」くらいの情熱は、アイコンを作るときに必ずといっていいほど必要な原動力になります。今でもそうです(笑)。