待受壁紙『Strawberry Time』
モバイルサイトに新作待受『Strawberry Time』をアップしました。アイコン集『Strawberry Time』のいちごスイーツが勢ぞろいした、春らしい画像です。ぜひごらんになってみてくださいね!
《 2006年12月 | メイン | 2007年02月 》
モバイルサイトに新作待受『Strawberry Time』をアップしました。アイコン集『Strawberry Time』のいちごスイーツが勢ぞろいした、春らしい画像です。ぜひごらんになってみてくださいね!
コンテストの結果が発表されました。
その結果は、私にとって喜ばしくないものだったと同時に、強い疑いを抱かせるものでした。
審査員は、アイコンを「技術」で評価しなかったのです。優勝したのは、赤ちゃんとその身の回りのものを描いたかわいい作品でした。準優勝は中国のお正月の風物や人物を描いたもので、ぱっと目をひく華やかさがありました。(注:これらの受賞作はこちらからダウンロードすることができます。Mac用のみです。cl1とcl2が該当のアイコンです)
私が「技術で評価しなかった」と言い切る理由は、この2つの受賞作が、どちらも必然性のない32bitアイコンだったことです。32bitアイコンそのものを否定しているわけではありません。これらの作品は、多くの色を必要としなければ描けないような微妙なモチーフではなく、256色で描くのに十分なものでした。32bitアイコンがない時代からこのコンテストは存在していて、いかに256色で表現するかという技術力も審査の対象になっていたはずが……今までそれをしてきたはずの審査員が選んだ2つの受賞作は、使わなくていい多くの色数を使ったアイコンでした。「技術で評価していない」と判断したのはそのためです。
この傾向には思い当たるところがありました。私が最初に出品した2001年は、結果発表で「技術点」も公表されていたのが、次の年にはそれがなくなりました。
技術を重視しなくなったのは、技術に長けた日本人の優勝が多くなったことと関係がある……とある人から聞かされ、私はついに、主催者側にもの申すことにしたのです。
2003年2月、初めてのOSX・XP用アイコン「Jellyfish」を公開しました。
この頃同時に、私は一大作品の作成に取りかかっていました。一昨年に参加したあのコンテスト「Pixelpalooza」に、再び参加することにしたのです。
「Pixelpalooza」には2002年当時、
・OSX
・illustrative(32*32のアイコンで平面的なもの)
・3D(32*32のアイコンで平面的なもの)
という3つの部門があったのですが、「3D」部門ではそれまで何人もの日本人作者が優勝していました。2002年の3D部門の優勝者は、日本人のToshさん(Icon Productsの管理人さん)でした。Toshさんとはこの頃、うらんさんやicon figのひろえさんと共に、メールや互いの掲示板等でよくお話する機会がありました。そして、2003年のコンテストに、ひろえさんと私が出品してみようという話になったのでした。
私は前回、技術をアイデアでカバーするような作品にしたので、今回は今までの技術をフルに活かして、誰も作ったことのない作品を作りたいと思っていました。技術とモチーフで評価されること、それが私の目標でした。
ところがこの年、OSXアイコンの台頭に伴い、部門がまた変わりました。
・OSX
・Candybar(OSX用システムアイコン)
・Classic(従来の32*32アイコン)
つまり、32*32のアイコンを描く者にとっては、狭き門となってしまったのです。
このコンテストのために作ったのが「Rice Dishes」でした。
携帯の待受画像を作るようになって初めて、私は240*320というサイズの画像が表示できる携帯があることを知りました。それがQVGAと呼ばれる大きさであることも知りました。そこで、去年の『雛人形七段飾り』に続いて『Valentine Chocolate』を作ったわけですが、今回また新たに作ってみました。それが『美味拉麺』です。アイコン集『ラーメン軒』を元にしたものです。雰囲気にこだわってみました。ごらんになりたい方はsahoicon mobileへ。
さて、これらの画像が本当にドコモやauで使えているのか、私には確認する手立てがありません……もし、携帯でアクセスしてみてページに表示できたよ(orできなかったよ)という方、あるいは待受として使えたよ(or使えなかったよ)という方がいらっしゃいましたら、ぜひ私にお知らせいただけませんでしょうか。この記事へのコメントでも、sahoiconの掲示板でもメールフォームでも結構ですので、なにとぞよろしくお願いいたします。ちなみに私の携帯はツーカーです。他社に乗り換えたいのですが、事情によりもうしばらく変えられないので(-_-;)
夢を見ていました。
ジェットコースターに乗っている夢です。
「うわー、すごい!」普段ジェットコースター嫌いなはずの私が、歓声をあげていました。
すごい揺れ。なんか本当に揺れてるみたい。
……あれ……ジェットコースターって、前後に動くんじゃなかったっけ……
私は、すごい勢いで、丸太ん棒のように左右に転がされていたのです。
外からは、窓がガタガタ鳴る音がしました。
台風?……って、1月やんな今……
その時、小刻みな揺れが。
「地震?」
ようやく正解を見つけた私は、ラジオのスイッチを入れました。
真っ暗な中、震度を告げるニュースを聴いていました。
震度1でも、地震を感じようものなら固まって動けなくなっていたそれまでの私には、この大きな地震が関西に起こったということが理解できませんでした。
朝食中、震度3の地震で電灯が大きく揺れました。思わず避難場所を探す家族全員。
その日は電車が止まったため、学校には行けませんでした。
出勤した母を、父の車で迎えに行きましたが、なぜか信じられないほどの渋滞。
カーラジオから、犠牲者の方のお名前が絶えることなく流れてきます。
私は堪えられなくなり、自分のウォークマンで音楽を聴きました。
途中、レストランに入って昼食をとっていると、また地震。びくっとして照明に目を向けました。
家族で家に帰り、それ以降のことは、その後の何日かも含めて記憶にありません。
覚えているのは、新聞に載る犠牲者の数が恐ろしい勢いで増えていったことと、一人きりで家にいることが日中でもできなくなってしまったことです。
この恐怖がなくなる日は、もう来ないのではないか。
そう思ってしまうほど、震災の影は濃く、私の心を闇にしました。
あの日から12年。
全国ニュースのトップ項目が震災関連でないことに、関西とそれ以外の地域との震災に対する意識の差を感じます。あれほどの犠牲をもたらした震災は、何年でも語り継がれなければならないと思います。
まず、これははっきりと言ってなかったと思うんですが、去年1年間続けたカレンダーは12月をもってひとまず終了しました。今年はカレンダーはお休みして、以前リクエストもあった大きな待受壁紙(といっても240*320の大きさはもう当たり前なんでしょうか、私の携帯には去年作ってたカレンダーでも大きかったので、最近のことがよくわかってません)をいろいろ作っていこうと思っています。
その第1弾として、バレンタインの待受壁紙を作りました。
これは去年公開したアイコン集『Valentine Chocolate』をもとにしたもので、ドットのチョコレートがちりばめられています。よかったらぜひ使ってみてくださいね。ごらんになりたい方はこちらへどうぞ。
冬のデスクトップのためにぜひ作りたかった、OSX・XP向けの「かまくら」ゴミ箱。
……いや〜、今回のゴミ箱アイコン作りは非常に難航しました。
いつも使っているIconographer2.4日本語版というソフトでアイコン書類として出力しようとしたところ、何度保存してみても一部のデータが保存されないのです。そこで普段は使わないIcon Machine3.1Jの存在を思い出し、なんとかOSX用は完成しました。ところが、これをIconographer2.4で開いてXP用に出力しようとすると、また一部のデータが消えてしまうのです。「Windows上で作ればうまくいくかも」と思い、データ一式をWindowsに移して作ろうとしましたが、ソフトの使い方がよくのみこめず、途方に暮れていました。
結局、OSXで使えるIconographer2.5英語版を入手し、それで作ってやっとうまくいきました。それにしても、これは当然の作業をちゃんとしてくれないソフト側に非があると思うんですよねぇ。ぷんぷん。Iconographerは使いやすくて手放せないだけに、ぜひともなんとかしてもらいたいものです。(でもOS9用のソフトにはもう手を入れてくれないか・・・T_T)
で、先日informationでもお知らせしたXP版の不具合の修正ですが、これはソフトのせいではなく、このゴタゴタで普段気をつけていたことをうっかり忘れていただけです。ほんと何日もかかってやっと解決したもので……XP用で表示がおかしいと思われる場合は、恐れ入りますが再度ダウンロードをお願いいたします。
年が明けてもう1週間がたっちゃったわけですが、大晦日にNHK-FMと衛生第2で放送されていた「みんなのうた」特集を聴いていた方はいますか?
私は大掃除のかたわら聴いていました。放送当日までは「なんでこの忙しいときに?」と思ってましたが、当日は面倒な掃除も楽しくできてしまいました。ありがたかったです。
「みんなのうた」ですが、私は小学校の給食の時間に毎日聴いていました。で、自分も好きな曲をかけたいばかりに、後に放送部に入ってしまったのでした。その時放送部にあった音源はレコードばかりで(CDもCDプレーヤーもありませんでした)、しかも(後にわかったのですが)70年代放送のものばかりだったので、80年代の小学生の私ですが70年代の歌に愛着があります。その後「みんなのうた」にはまってしまい、80年代半ば頃の歌はよく覚えています。
3月が来て放送部を去る前に、私はこっそりとお気に入りの歌だけをカセットテープに録音して持ち出していました。今では私にとって貴重な音源です。その中から特に好きなものをあげてみると……
●ひとつおぼえの(1970年)
哀愁のあるピアノから始まったかと思ったら、突然軽快なメロディーで 家族の様子が歌われ、また哀愁のピアノで終わるという変わった曲です。大人になってから聴くと、家族それぞれの「ひとつおぼえの」ものを通じて、人生を語っているのがわかり、忘れられない曲になりました。
●矢車草(1974年)
初夏の高原を吹き抜ける風のような、ストリングスとフルートの叙情的な曲です。歌は芹洋子さん。
♪まわれよまわれ 矢車草 まぶしく光る風のせて
遠のく馬車を追うように 海の響きもかけぬける
詞も曲も、心が洗われるような清々しさです。5月になると必ずこの曲が聴きたくなります。
●キャッツ・アイ・ラブ(1978年)
この歌は、給食の時間本当によくかかっていました。たぶん放送部員も好きだったのでしょう。私も大好きでした。この歌をかけたいがために放送部に入ったといっても過言ではありません。
シュールで、おしゃれで、ロマンチックな歌です。「あこがれのホットミルク」という歌詞の意味不明さ。人間の男性と猫の恋。これをキャロライン洋子さんと(レコードでは)山田康雄さんが歌っています。私にとって山田康雄さんは「ルパンの人」だけでなく「キャッツ・アイ・ラブの人」でもあります。
♪不思議な瞳 僕の心をとりこにした
おまえが風か
はにかむしっぽ 銀の爪 瞳の奥に遠い国
海色の猫 恋の中
この歌を聴いた時のときめきは、今でも私の中でまったく色あせることがありません。今はDVDに収録されているので、未聴の方にはぜひ一度聴いてほしいです。
上に挙げた歌は今でも聴くと涙腺を刺激される歌です。ほかにも「カンタカナリート」「シング」「道」などなど、好きな歌はたくさんあります。NHKはこういう昔の歌を映像つきでもっと放送すべきだ、と思うんですがねぇ。見たい人がたくさんいると思うんですが。
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、恒例の『さほ神社』今年もオープンしました。
MacOSX用・WindowsXP用として『うり坊絵馬』を、それ以前のOSをお使いの方には『七福うり坊』をお渡ししています。
もうお参りされた方、どのアイコンが当たりましたか?
私自身のお正月ですが、今日は奈良の安倍文殊院というところに行ってきました。ここは参拝客にお雑煮をふるまってくれるんですね。ちゃんと紅白のおもちも入っていて、おいしかったですよ〜。
今年一年が、みなさまにとって良い年でありますように。