《 Heart of Power Stone | メイン | ちりとてちん 》

4年に一度の日

今日の日付はなんだか貴重な気がしたので、書き込みすることにしました。

明日から3月、もうすぐ春ですね~。
最近、季節感にあふれた新曲が出てこなくなったなと感じています。春に限らず、どの季節でもそうです。
歌詞に季節的なものが含まれているだけじゃだめなんですよね。メロディから、こう、匂いたつような季節感がないと。

ここからは私の記憶に残る春の曲をあげてみます。20年くらい前の話になります。
最近よく思い返すのが中山美穂の「色・ホワイトブレンド」です。この時代は、化粧品の新製品のために曲が作られるのがよくありましたね~。この曲のタイトルも新製品のキャッチコピーそのまんまで、これだけだと何のこっちゃという感じです。ほかにも「水のルージュ」とか「吐息でネット」とか。前置きが長くなりましたが、この曲の
♪明日が待ってるから 後ろはふりむかないわ・・・
のところがドラマティックで美しいと思います。

ほかには、高井麻巳子の「かげろう」。花びらのはずむようなメロディがとても素敵です。同時期に出たうしろゆびさされ組の「かしこ」も大好きです。にぎやかな調子の曲なのに歌詞が切なくて、間奏のあたりになると涙腺がゆるんできます。
あと、これはシングルのB面(!)なのでちょっとマイナーですが、南野陽子の「エイプリル・フール」という曲が好きです。エイプリル・フールに嘘でもいいからもう一度好きと言ってほしい、と願う女の子の歌です。メロディがのどかであったか~い春の雰囲気いっぱいで、切なくも心が満たされます。

季節感のある新曲を作る人がいないのなら、こういう昔の曲をたまにはかけてくれないかな、と思ってしまう今日この頃です。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sahoicon.com/blog/mt-tb.cgi/90

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)